去る7月16日~19日にかけまして、korea inter national circuitにて日中韓 モータースポーツフェスティバルが開催され、
弊社がメンテナンスを請け負わせて頂いておりますkamikaze選手も招待選手として招かれましたので行ってまいりました事のご報告となります。
約二週間の船旅を無事に終え、つくば工場から遥か2500km西方の韓国国際サーキット(F1サーキット)で
マシンに再会。長い船旅で潮水喰らったり相当の高温に晒されたことが想定されています。
実は心中穏やかではありません。汗
Boxに整列させて。。何はともあれ動作チェックです。
特に今回のレースは外国で開催され、燃料が韓国のものとなるのでいつも以上に入念にセンサーの値を確認します。
事前の下調べの結果、韓国内でのハイオクガソリンの性状に問題は無いことは確認できておりましたが、
如何せんこの手のものは行ってみなくてはわからない、最後は出たとこ勝負の所があります。
実際今回も日本のトラックに良く埋め込まれている磁気センサーが反応せず、
AIM-EVO4に搭載されているGPSラップタイムもトラックデータが乗っているとの情報を信じて現地に向かったものの。。担当者が全く確認しておらず。弊社メンテの車両分に関しては、
ナニがなんでもラップは出したかったので二重三重の防衛策を考えていたので結果としてはなんとかなりました。
ナニはともあれ・・
車両に搭載されたセンサーの値なども、ある程度想定内で収まっていることを確認できたので一安心。
無事に木浦市にて夜ご飯にありつくことができました。
開けて翌朝。早速フリー走行 FP1 FP2と進行していきます。
所で今回開催されます、KICことF1サーキットについて少し。
全長5.6km ティルケ氏設計のサーキットです。
パッと見た印象ですと、パキッとステアを入れてロングストレート。二箇所ほど嫌らしいところのあるコースだなーと言う印象だったのですが。
流石ティルケデザイン。キッチリ随所に罠を仕掛けてありました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Korea_International_Circuit
今後走られるDriverの方々。。よくシミュレータを使ってから現地入りしたほうが良いですよ。。
コースの仕上がりは非常に素晴らしく、攻略しがいのあるデザイン。素晴らしいコースです。
特に今回のレースに関しましては、事前の段取り勝負な部分が多く現地に入ってからでは手も足も出ないことが多く見受けられました。
それはメカニックの私どもも同じ。
そうは言っても常に全力を尽くすお仕事ですから。
ある程度想定内で収まったとは言え。。日本で考えてきた持ち込みセット。ベターなギアレシオ。タイヤの内圧。
今回ご協力してくださった方々のお陰で、現場でお祭り騒ぎになることはなんとか回避することが出来、
より一層集中して仕事に取り組む事が出来ました。感謝です。
Race1が始まる前にパシャリと一枚。日本選手団全員で集合です。
予選は6位。
ようやくDriverのイメージと車両のイメージが咬み合いだし、タイムがガンガン削られていく様は、いつものことながら
初めて訪れたサーキットの醍醐味の一つと言ってもいいと存じます。
続くRace1
Driver気合十分!
ココで今回のレースフォーマットについて。
30分間のFPを二本。予選(QF)は30分間。
Race1のグリッドはQF結果でストレートに決まります。出走24台。
Race2(Final)のスターティンググリッドは、Race1の結果で決定され、10周の周回数で争われます。
結果。。
Race2でポールポジションGET!
RaiseUPmotorsportとして初海外参戦でポール獲得出来た瞬間です!
6位までリバースだったなんて今更言えない
結果kamikaze選手はRace2で7位完走。あと1時間あれば。。
ってきっと今回出走した24台中23台は思ってることだと思います。
なにはともあれ。。弊社が関係してる4台。全車最高に満喫し、全員ちゃんと完走したこと。
今回5日間。濃密な5日間でした。
私としても、このような素晴らしいイベントに招待していただいたこと。
関係各位皆様方のご尽力の賜物と存じます。ありがとうございました。素晴らしい経験でした。
感謝!