WEST07J パフォーマンス向上企画 第一章 その結果

 

昨日つくばサーキットにて、山部貴則選手を起用したテスト走行において

第一世代であるWest07Jがセッション総合ベストを記録したご報告となります。

このプロジェクトが始まったのは2015年の。。夏前でしたか。

前職にて07J をメンテナンスさせて頂いていたのですが、

問題となるとある挙動を解消したく、彼是といじっていたところ。。

とあるパラメータを大きく振ることで挙動が激変することがわかり、

コレは大きなヒントだぞ?と思っていた矢先に

ドライバーが大きめのクラッシュを喫し休養時間をとることに。。

 

どうしても続きがやりたく探していたところ、幸いなことにやらせていただけることになり

今回のこの仕様に至るまでの永い船出となったわけです

 

そこからは。。Error and Errorの繰り返しで。。昨年は思うように進まず。

それでもマシンとしては大きく進化をしてきていて。

今年に入って昨年のデータを見返し、大きく考え方を変えたセットアップを試してみようと

思い検討の日々を送っておりました。

 

すべての方向性がまとまったのは2月。そこから用意を続け昨日のテストに臨むことになりました。

一本目。2016年タイヤでコースイン。

まずは大きな変更をしたマシンですので、慎重に周回を重ねるヤマベ選手。
サクッと今までのマシンベストタイムを更新する59.3を記録。

二本目。タイヤはそのままにセットを変更してコースイン

今度のセットアップの方向性は良いところもあったようですが全体的にはイマイチで、
狙った方向ではなかったのですが、セッションが25分と短いため、ほかに確認したい点をいくつかTry

結果としてベスト変わらず59.4

三本目。この日にやりたかった大物は確認が出来たので、今見えている一番良いであろう方向にセットアップを変え タイヤも昨年年末に少しだけ転がしたタイヤに履き替えコースイン。

 

入念に熱を入れ、クラス違いのマシンを交わしながらコンスタントに59秒半ばで周回を重ね。。

 

とうとうセッションベストである59.1をマーク!

かなりテンションがあがる展開に大盛り上がりでした。

 

今後については、ある程度の戦闘力があることが確認できたので

まず今現在の状況を抑えたうえでさらなる高みを目指し、鋭意開発を進めてまいりたいと存じます。

ここまで進めてこれたのは、ひとえに関係各位のご尽力のおかげと存じます。

 

感謝の一言です。ありがとうございました!

 

 


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